ミカエル・ミシェル騎手のパーソナル・トレーニングを志水浩二トレーナーが実施

フランス女性騎手の年間最多勝を持つミカエル・ミシェル騎手は、2020年の初来日以来、来日時にはトータル・ワークアウトにてカラダを調整されています。ＮＡＲの短期免許を取得し地方で騎乗されている今回も、休日にはトータル・ワークアウト六本木ヒルズ店にて騎手としてのパフォーマンスを向上させるトレーニングに取り組まれています。

9月27日（土）に行った公開トレーニングには、多くの報道陣が集まり、PT開発部長 志水浩二トレーナーによるパーソナル・トレーニングの様子がメディアにとり上げられました。

特に注目を集めた種目は、今回ミカエル・ミシェル騎手が初挑戦した「メンタルビジョントレーニング」

脳の一部である“目”をコントロールすることで視覚機能を鍛え、スポーツパフォーマンスはもちろんのこと、思考から行動、感情までを整えることができる先進メソッドとして、近年トップアスリートの間で重要視されています。

競馬の騎乗中は、スタート直後の位置取りや他馬の動きを瞬時に判断することが求められます。この「メンタルビジョントレーニング」を通じて“見る力”と“判断力”を同時に鍛えることで、反応速度や空間認知力、集中力の向上を図り、騎手に求められる判断のスピードと安定感を高めることを目的としています。

その他には、リハビリテーションなどの医療分野で用いられてきたRedcordと呼ばれる赤いベルト器具を使用しカラダの重力を軽減することで、通常意識することが難しいインナーマッスルの意識を高めるトータル・ワークアウト独自のトレーニングメソッド「Athlete Tuning Method ®︎」を実施。

インナーマッスルとアウターマッスルを同時に動員することで、馬上で求められる「体幹の安定性」や「長時間でも崩れないバランス感覚」を磨きます。

あわせて、フィットネス先進国アメリカで注目を集めているWeck Method用いたTOTAL Workout独自のニューロマスキュラ―トレーニングも取り入れました。カラダのコイル動作（捻り）を活用し、神経と筋肉の協調性を高めることで、全身の連動性を強化。騎手に求められる瞬発的な反応力とバランス能力をさらに高めるアプローチです。

TOTAL Workout は、世界基準のトレーニング手法を取り入れながら、選手一人ひとりの目的に合わせたプログラムを提供しています。ミカエル・ミッシェル騎手においても、これまでの蓄積と最新の手法を組み合わせることで、レースでのさらなるパフォーマンス向上を支えていきます。

ミカエル・ミシェル騎手の日本における活躍、応援宜しくお願いします。