すべてのスポーツにおける基礎。2つ以上の筋肉の連動性を高める。もっと速く、もっと強く、キレのある動きへ。「スプリント（ダッシュ）」が必要とされないスポーツは存在しません。それは速度ではなく、2つ以上の筋肉を順番に使う能力を意味します。自分の走るフォームを改善する過程こそが神経系のトレーニングなのです。

より正確なスイングを目指し、より強く、より遠くへボールを飛ばす。ただやみくもにトレーニングをしたり、スキルの練習をするというのではなく、「課題となる技術は何か」を数値化して明確にし、それを目標値に位置付けることで、確実にパフォーマンスを上げていきます。

ローテーションで生じる筋肉の使い方を学び、キレのあるパフォーマンスを確実に手に入れる。投手であれば、より速く正確な投球を目指し、打者であれば、より遠くへ確実なバッティングを課題にすると思います。そのすべてはやみくもな強化トレーニングではなく、多くのエビデンスから導き出されるそれぞれの技術をスコア化し、目標数値を位置づけることで、パフォーマンスを向上させます。

正確な動きで相手に勝つ。自分史上最強の肉体へ。コンタクトスポーツにおいて大切なこと。それは予測できない相手の動きの中で、さまざまなことをコントロールすること。素早く動き、相手に強い衝撃を与える「キレのあるカラダ」は、無意識に行っていた筋肉の連動を意識的に開花させ、向上させることが大切です。