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自分に似合う色を知って好印象を極める

第一印象は会って6秒以内。
そのうち半分以上は「視覚情報」が占めると言います。視覚情報には笑顔など表情もありますが、まず目に入るのが「色」。

自分を引き立てるパーソナルカラーを身につけることは「誰でも」「すぐに」自分を輝かせることができ、「エステに行くよりも効果的」だと、PBCIエグゼクティブビューティーカラー&スタイルアナリスト®海保麻里子先生はおっしゃいます。

ジムでカラダを鍛える、食生活を気遣う、肌を整える。そんな意識が高い方々に通っていただいているパーソナル・トレーニングジムだからこそ、パーソナルカラー診断に実績と信頼があり、いままで2万人以上のコンサルティングを行われているカラーのスペシャリスト海保麻里子先生と共に、なりたい自分をさらにアップグレードする「色」を知るためのプログラムを開催しました。



セルフプロデュースに必要な色

アメリカでは、政治家やビジネスエグゼクティブともなれば、自ら打ち出したい印象やメッセージを、体格、立ち居振る舞い、話し方、話す内容はもとより、洋服やメイク、髪型と多岐にわたり戦略的に打ち出しすことが常識で、そのためにパーソナル・トレーナー、ボイストレーナ、スタイリスト、医師等々それぞれの分野の専門家チームで脇を固めることが一般的。

俳優や歌手などのセレブがタトゥーをいれる場合、その内容や配置をコーディネイトしイメージ戦略を担う専門家までもが存在するというのは驚きです。

今回お越しいただいた海保先生は、日本有数のパーソナルカラー&スタイリングのプロフェッショナル集団、サロン・ド・ルミエール 代表取締役をされており、高級アパレルブランドにおけるVIP向けカラー診断や、ブライダル市場でのビューティーアドバイス、大手企業における社員研修、コンタクトレンズなど商品化の際のプロデュースと、幅広く実施されているイメージ戦略のスペシャリストです。

ビジネスシーンでも日常でも、
まずは自分を知ることがセルフプロデュースの第一歩。
自分を知ることで正しいチョイスができるようになるのです。

自分の内側を知ることもさることながら、
今日は鏡の前に立って、じっと自分の顔回りをみつめてみてください。

パーソナルカラーとは?

似合う色とは、その人の個性である「肌・髪・瞳」と顔立ちに調和する色。

似合う色を身にまとうと

  • 肌が明るく見える
  • 瞳や髪の輝きが強調される
  • 顔の影(法令線やクマ、皺など)が目立たない
  • フェイスライン、ボディラインなど輪郭が際立つ
  • 全体の調和がとれ洗練された印象を与える

といった効果があり、自身の魅力を最大限に引き出し、より美しく、魅力的に見せることができます。その効果は、高い化粧品や、エステ、美容整形より効果があるかもしれません。

逆に言うと、肌や髪の艶に最大限のケアを施していたとしても色のチョイスをおざなりにしていてはもったいない!

見た目の印象というと女性だけのもの、と思われがちですが男性にも重要です。
「男性の目指すビューティは清潔感の延長線上にある」というのは、トータル・ワークアウト代表 池澤智の言葉。以前、男性向けにクリーンビューティについて知っていただくためのワークショップを開催し、大きな反響があったことからも、男性のセルフプロデュースに対する意識の変化がみて取れます。

ビジネスシーンにおいて清潔感をさらに引き立て、好印象や安心感を与える要素として「色」にも着目していただきたいものです。

顔色を明るく見せアクティブな印象を与える。
日常をちょっと贅沢にアップグレードする。
こだわりのある自分を表現する。
ビジネスで存在感を出す。安心感を出す。

なりたい自分のビジョンをイメージしながら、海保先生のお話をうかがいました。

四季のイメージカラー

パーソナルカラーは大きく4つに分類され、四季であらわされます。

春 
黄みで明るくクリアな色
ビタミンカラーをイメージしてみてください。
肌や髪の色に調和するとキラキラと明るい印象になり、合わないと顔色が黄色くくすんでみえます。

夏 
青みで明るくソフトな色
アジサイに代表されるようなソフトで優しい色。
似合うと肌の透明感が増し、合わないと顔色が悪くみえてしまいます。

秋 
黄みで暗くシックな色 
秋の紅葉のように深みのある落ち着いた色。
肌がなめらかで洗練された印象を与える一方、似合わないと顔の影が強く見えてしまいます。

冬 
青みで暗い色&ヴィヴィットな色
クリスマスに代表される鮮やかではっきりとした赤や緑をイメージさせる色。
顔立ちをさらに華やかに引き立て、モダンでかっこいい印象になります。色に負けてしまうと寂しい印象に見えたり、逆にきつい印象になってしまうことがあります。

あなたに似合うのは「赤」 あなたは「青」 といった分類ではなく、「赤」の中に、「青」の中に四季の色があります。

文章で説明するのは少し難しいですが、「青」を例に説明すると以下のようになります。

春:ターコイズブルー
夏:スカイブルー
秋:ダークターコイズ
冬:ロイヤルブルー

セルフチェックとドレーピング

海保先生が監修された「セルフチェックシート」をつかって、自分が春夏秋冬のどこに属するのか調べてみました。

皆さんはじっくりと自分の瞳を観察したことがあるでしょうか?

瞳の色ひとつとっても、黒目の中心部である瞳孔とその周りの虹彩のコントラストや、白目が青白いか黄みがかっているか、など細かくチェックします。

私自身は、瞳の色を
黄みのライトブラウン、赤みのダークブラウン、黄みのダークブラウン、シャープなブラック
の中から選ぶだけでも首をひねってしまいましたが、海保先生の手にかかると一瞬で判別。

ちなみにわたしは、黄みダークブラウンに少し緑が入った「秋」の色の瞳とのこと。
いかに自分を良く見つめていないかを痛感。人から見られる自分を意識する以前に、まずは自分で自分を良く知ること、の大切さを改めて気づかされました。

人と比べるのではなく、自分で自分をアップグレードするための1つの要素として「色」の力を遣えるようになりたいものです。

プログラム後半には、「ドレープ」とよばれる、布を胸元に充てて顔映りをチェック。海保先生やアシスタントの方からアドバイスをいただきました。

コロナ禍の影響もあり、マスクを外しての施術に人数制限があり、限られた時間の中でしたが、参加者の皆様は興味津々。「もっと時間が欲しかった!」「別の色も当ててみたかった・・・」と積極的な声が多く聞かれました。

好きな色 似合う色

似合う色とは、個性と顔立ちに調和し、その人を引き立てる色。
他者から見た自分を重視する際、顔回りに持ってくるべき色です。

対して好きな色は、自分の為に身につける色。
自分の気持ちを癒す、ココロのための色です。

たとえ苦手な傾向の色でも身につける際の工夫があるので、好きな色を諦める必要はなく、時計や、手元を飾るジュエリー、かばんや靴といった小物に取り入れることで上手く作用するということです。

そして、戦略的な色。
自分の理想的な姿を体現するための色。
現状と違う印象を構築したいからと言って先に色を選び、それが自身を引き立てていなければ本末転倒。まず自分を知ることで、理想のイメージにシフトする際の方向性が定まります。

自分でチョイスすることが難しいコーポレートカラーもここに属するのではないでしょうか。たとえばトータル・ワークアウト代表の池澤。

「先日、海保先生に2時間かけてパーソナルカラー診断をしていただき、黒は私にとってのベストではないとアドバイスいただいたにもかかわらず、今日は黒を着てきました。」

と言って会場の笑いを誘いました。

トータル・ワークアウトにいらしたことがある方はご存知の通り、トータル・ワークアウトの店内は黒と赤のカラーリング。ここではパーソナル・トレーナー達のユニフォームも黒ベースに赤の差し色で、池澤も「黒」が制服のようになっています。

池澤は本来、春&冬がパーソナルカラーとなる肌・瞳・髪の持ち主。濁りの無いビビットなピンクやターコイズブルーが似合います。

とはいえ、この色味をいきなりジムで着るのは、ブランディングを重視する経営者としてはいかがなものか?ということで、黒を着る際の工夫を海保先生からアドバイスいただき、プログラム開催当日は「明るい色(白)のマスク」「光で顔回りを明るくするジュエリー(ピアス)」「目元に輝きをプラスするピンク系のグリッター入りアイシャドウ」の3ポイントを実践していました。

色で美をクリエイトする

「色で自信がでると気持ちが明るく前向きになり、新たなことにチャレンジすることでスキルもアップにつながります。似合う色を知ることは、カラダやココロを整えるセルフマネジメントと同じです。私のミッションは、色で美をクリエイトすること」と海保先生。


見た目の印象はメンタルにも影響し、人生を一歩先にすすめる力を秘めている、ということに納得です。また、似合う色を知ると無駄な買い物少なくなり経済的だという嬉しい効果も。サステナブルなライフスタイルにも一役買う「色」の力を理解した1時間でした。

ワンランク上のキレイ、ステキ、カッコイイを適するために効率的な「自分を引き立てる色」を知ることが、ジムで整えたカラダとココロをますます輝かせたり、カラダを整えるモチベーションアップに繋がれば幸いです。

海保先生のサロンには、ひとりひとりの骨格に合った洋服の形や素材を診断する「骨格診断」もあるそうです。しなやかでアクティブなカラダを更に引き立てる素材や質感はどのようなものか?興味が尽きることはありません。

今後とも、トレーニングに限らず、探求心や向上心を刺激するプログラムを発信していきたいとおもいます。


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TW PLUS 編集部

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