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22秒でKO!上田幹雄選手がトータル・ワークアウトで磨いたキックの爆発力

元極真空手世界王者 上田幹雄選手(BRAVE)が2023年6月24日、真駒内セキスイハイムアイスアリーナで開催されたRIZIN.43にて関根“シュレック”秀樹選手をたった22秒でKOに沈めた爆発的な力を持つ左ハイキック。

「トータル・ワークアウトでトレーニングしていなかったら22秒でKOできなかったのではないか」とおっしゃる上田幹雄選手のトレーニングを担当している、パーソナル・トレーニングジム「トータル・ワークアウト」六本木ヒルズ店 店長の下山英明トレーナーが、上田選手の今回の対戦までの歩みと今後の展望について、上田選手と対談しました。


HIDEAKI SHIMOYAMA/下山 英明

トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店 店長/パーソナル・トレーナー

学生時代は野球に打ち込んでいたが、ある格闘技番組で、選手に駆け寄り喜びを分かち合うケビン山崎を目にしパーソナル・トレーナー になることを決意。その夢をかなえ、今年でパーソナル・トレーナー歴19年。目標通りアスリートのトレーニングを多数担当し、海外自主トレに帯同する際はアスリート以上に自身を追い込み、アスリートの可能性をパフォー マンスとして引き出すことに邁進している。

トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店>>https://totalworkout.jp/roppongi/


秒殺KOで意外性をさらった試合の振り返り

下山英明トレーナー(以下、下山)「今日はわざわざご挨拶に来ていただき恐縮です。まずはおめでとうございます!」

上田幹雄選手(以下、上田選手)「ありがとうございます。ようやくスタートラインに立つことができました。」

下山「こういう展開を予想されていましたか?」

上田選手「関根“シュレック”選手はタフで、突っ込んでくる選手なので、寝かせたら手ごわいとはおもっていました。」

下山「体重差も10kgくらいありましたしね。でも、上田選手が短期間でトータル・ワークアウトのトレーニングに取り組む中で、1つ1つの動きや、トレーニングの意図をしっかり理解して競技に生かそうと意識されていた姿勢が、早い変化、進化につながった理由だと思っています。」

コーチ「観客より、実際にリングに上がる選手たちがどよめいていました。対戦しない階級の選手たちですが『ヘビー級でこんな早いうごきをするなんてヤベェ!』と。そういった意外性を与えられたことが嬉しかったですね。」

上田選手「トータル・ワークアウトに通っていなかったら22秒でKOできなかったのでは?と周りから言われました。下山さんはじめ、トレーナーのみなさんが下半身の力の連動や、腸腰筋の意識のしかたを丁寧に説明してくれたので、KOを決めたキックでも、あのハードルのトレーニングでの腸腰筋の使い方を生かせたと思います。」

トータル・ワークアウトで取り組んだトレーニングについて

下山「今年の初めに、『モンスターみたいなのが来る』と上田選手のことをご紹介いただいてから、今回の試合まで一貫してトータル・ワークアウトで力を入れてきたのが、下半身の力の連動性と瞬発力の強化。

寝技の際のブリッジが改善点と聞いていましたが、じゃあブリッジの練習をすればいいか?というと違う。下半身の力の連動性を高めることを重点的にやるべきだと思いました。スーパー・トレッドミルを使ったダッシュで蹴る力を意識する、得意とされていたスクワットでももっとガーン!と力を出すためのカラダの使い方を徹底的にやりましたね。」

上田選手「トータル・ワークアウトに来ると褒めてもらえるので、やる気があがりました。」

下山「え?あまり褒めたことないですけど(笑)。もっとできる!もっとできる!って追い込むばっかりで。」

格闘家の先生方はとにかくあたりが強い、とのことでトータル・ワークアウトのパーソナル・トレーナー達の叱咤激励は、上田選手にとっては「褒めてもらっている」と受け取れる温かい励ましになるようです。

- YouTube格闘家上田幹雄チャンネルより –

YouTube 総合格闘家 上田幹雄チャンネルにて、スーパートレッドミルを使用したスピード・トレーニングや、重量ではなく拳上スピードをベースとしたウエイト・トレーニング VBT(Velocity Based Training)でカラダのキレを上げながら、心技体の意思疎通を図ることを目的にしたトレーニングの内容をご紹介いただきました。

– VBTトレーニングの様子 –
–         地味に見えて、上田選手が一番キツイとおっしゃる、Athlete Tuning Method®というレッドコードを使用したトレーニング –

VBTトレーニングに興味のある方は以下の記事よりご覧ください。

次の対戦に向けたカラダづくりの展望

下山「今後のトレーニングへの希望や、目標はありますか?」

上田選手「引き続き脚を向上させたいです。まだまだ疲れるので。」

コーチ「はい。引き続き下半身の強化ですね。」

下山「わかりました。今まで通り、腸腰筋や体幹の使い方をしっかりやりましょう。ご自身でも、VBTの達成できていない数値をしっかり達成したいとおっしゃられていたので、そこを引き続き計測していきましょう。あとは、今まで通り下半身を強化しつつ、下半身と上半身の連動を追加していきたいと思います。上半身、これも体幹の部分になるのですが、引く力だけでなく、出す力の目標速度を数値化していかれればと思います。」

上田選手「そうですね、今まで同様のトレーニングで精度をあげていきつつ、次の対戦相手が決まったら、相手によって強化していくポイントを追加していきたいです。」

下山「体重に関しては目標値とかありますか?または体重管理の課題などは?」

上田選手「体重に関してはそこまで考えすぎずに、自然体で大丈夫かと思っています。体重より体調重視です。」

下山「同感です。変に体重だけの目線でトレーニングせず、動けるカラダ、キレや爆発的な瞬発力をだせるカラダを作っていく過程で、自身のベスト体重を見つけていかれればと思っています。」

上田選手「たしかに。まだ自分のベスト体重がまだ明確ではないです。特に、今後世界に出ていくとしたら、またそこも変わってくるのかな、と思っています。まだまだ未知数ですね。」

下山「上田選手、今週は少しカラダを休めていただき、また来週からのトレーニングお待ちしています!」

試合後のインタビューでも「ようやくスタートラインに立つことが出来た。」と語っていた謙虚な上田選手ですが、周囲が望めば“ヘビー級頂上決戦”へも意欲的です。その時がいつ来ても良いように、トータル・ワークアウトではアメリカのトレーニング機関Athletic Republicと提携した膨大なエビデンスと科学的データに基づき、上田選手がより爆発的な力とカラダのキレを生み出すためのトレーニングを実施していきます。

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TW PLUS 編集部

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