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パフォーマンスを最大化する「足」の科学|オーソティクスがトレーニングと人生を進化させる理由

日々「足」にかかる重みは
男性663トン 女性457トン *

年間約20万トンもの負担がかかっている中で、間違った歩き方で足が捻じれ、アーチが崩れると・・・

当然、カラダの土台である「足」の上にある
膝、股関節、腰、背中、肩へと捻じれ・歪みが波及し、全身への不具合を引き起こすことが容易に想像できるでしょう。

トレーニングにおいても同様で、すべての動作の起点となる「足」という土台の構造が歪んでいては、全身のパフォーマンスを高める最短ルートをたどることは難しい。

そこで、足のスペシャリストである㈱フィートインデザインの八田氏に、足の骨格構造の在り方や、正し方について伺いました。よく耳にする「インソール」と、アメリカの足病学に基づいた専門的な骨格補正装具「オーソティクス」との決定的な違いとは?

*平均体重と一日あたりの平均歩数から算出


【オーソティクスについての監修者】
株式会社フィートインデザイン
Foot Care Advisor / Barefoot Training Specialist
八田廣平 氏


日本人の8割は足が歪んでいる

現代人の多くは、自覚のないまま足の機能を失っています。
アジア人の実に8割は、足部のアーチが崩れ、土踏まずが横倒れしているという統計も。

足のアーチが崩れる主要因は以下の通り。

  • 平坦な床での生活
  • クッション性に頼った靴
  • 足指を使わない歩行
  • 座位時間の長さ

これらが重なり、足本来の役割は静かに低下していきます。
特に顕著なのが、足部アーチの崩れ、踵機能の低下、左右差の固定化。

結果として

  • スクワットやデッドリフトで安定しない
  • 片脚動作で軸がぶれる
  • ゴルフ等スポーツで再現性が落ちる
  • 膝、腰、肩に違和感や痛みが出る
  • 歩行時のつまづき、転倒

といった問題が起きます。

フィートインデザイン八田氏をお招きし、トレーナー向けに「足」の勉強会を開催しました

これは年齢の問題だけでなく、足を正しく使う環境と刺激を失っていることが原因。

では、足を正しく使うためにはどうしたらよいのでしょう?

歯の矯正のように、足にも矯正がある

足を整えるには「使い方」と「支え方」の両輪が欠かせません。

足を“正しく使える状態”への再教育するトレーニングの1つに、トータル・ワークアウトで実施している「Black Board」があります。

ブラックボードと呼ばれるフットトレーニングツールを使用し、足の骨格構造と神経系に働きかけることで、

  • 足裏感覚の呼び覚まし
  • 踵で体重を受け止める能力の回復
  • 重心移動の質の向上

といった効果をもたらし、結果的にトレーニング中の安定性と力の伝達効率を向上させるアプローチです。

もう1つは、物理的に骨格を矯正する、支えための「オーソティクス」です。

フィートインデザインのオーソティクス

オーソティクスとは

足病専門医療の本場、アメリカの医療、スポーツ現場で処方されている本格的な足の補正装具。見た目はインソールと同様ながら、その目的は似て非なるもの。

一般的なインソールは今ある状態を和らげるための対処療法であるのに対し、オーソティクスは骨格にアプローチする根本改善。歯列矯正をイメージしてもらうとわかりやすいかと思います。

そのため、オーソティクスは履き初めには違和感を覚える事が多々あります。これは、現状の歪んだ足と、理想の間にギャップがある証拠。数ヶ月かけて「違和感を感じない状態」にすることが目標です。

特徴インソールオーソティクス
目的対処療法(痛みや炎症を和らげ楽にする)根本改善(骨格の歪みを本来の位置に補正する)
例えるなら優しいクッション家の土台を直す大工
解析方法静止状態(立位)のみを計測立位・歩行状態を解析 動いた時の足もサポートできる
得意なこと急な痛みや炎症を一時的にしのぐ長期的に骨格の歪みを整え、不調の進行を止める
正しい動きを取り戻す
不得意なこと足本来の機能が働かなくなり歪みの助長、足裏筋肉の衰えにつながるリスク瞬間的な快適さは得られない(歪みの大きい人ほどオーソティクスに違和感や痛みを感じる)

オーソティクスはひとりひとりの理想の足の骨格や状態にあわせて制作する必要があるため、全てオーダーメイド。

フィートインデザインでは、足圧四次元計測機器「4DFシステム」を使用し、立っている時だけでなく、歩行時の重心の動きまで可視化し、足の崩れ方を数値と点数で明確に評価。感覚に頼らず、根拠に基づいた解析データをもとに補正値を算出し、オーダーメイド補正装具「オーソティクス(FEET in DESIGN)」を作成しています。

足の計測にトライ オーソティクス愛用者、小坂トレーナーの足は優秀なランナーの足との高評価
計測をもとに作成される解析データ 今の足の状態が可視化できる

足が整うことで見えてくる未来

足から整うと、スクワットやデッドリフト、ランニング、ジャンプ動作など、トレーニングやスポーツの再現性が向上。トレーニング効率だけでなく、ライフスタイルのパフォーマンス、生活の質にも直結します。

  • 踏ん張りが安定する
  • フォームが崩れにくい
  • 代償動作に頼らず効率よく力を発揮できる
  • 動作に迷いがなくなる
  • 疲労回復が早くなる
  • 長時間動いても、身体に余裕が残る
  • 血流へのアプローチ(冷え、浮腫み)

なりたい自分になるため
やりたいことを実現するため
カラダづくりに積極的な人にこそ「足」から整えることで、最短で最大の結果を手に入れていただきたいものです。

オーソティクス有り無しでパフォーマンステストを実施。
上にあげた両腕を力いっぱい押し下げられると、「有り」だとびくともしないが、「無し」だと維持することができなかった。

「オーソティクス」よくある質問

Q. トレーニングの時だけ装着すればいい?

補正効果を最大化するためには「1分1秒でも長く」履くことが推奨されます。トレーニング時だけでなく、外出や仕事時、家の中でもスリッパに入れて使用することで効果を最大限に引き出すことが出来ます。

デスクワークでも、足は地面に接していますので、ぜひ使う事をおすすめします。

Q. 違和感がなくなったら使うのをやめてもいい?

⼤⼈の⾜の⾻格はすでに形成されきっている状態のため、完全に正しいアライメントに戻すことは難しく「正しく筋力・腱を動かす」「歪みの進⾏を⽌める」ことがメイン。

冒頭でもお伝えした通り、⾜には⽇々数百トンの負担がかかっています。オーソティクスの使⽤を中⽌すると、⾜は⻑年の癖で歪んだ状態に戻ろうとする性質があります。(3時間ほどでまた歪み始めると言われています)

オーソティクスは、違和感がなくなっても⻑期的に使⽤していただき、3年ごとに計測をし、新調していただく事をおすすめします。

Q. 外反母趾に効果があるか?

すでに曲がってしまった⾻の変形を元に戻すことはできませんが、「進⾏の抑制」や「痛みの緩和」には⾮常に有効です。

崩れた⾜のアーチを踵から⽀え、歩⾏時の⾜にかかる圧の分散、足趾で地面を蹴ることができるため⽣活の質向上につなげることが可能。

外反⺟趾以外にも、巻き⽖や、カカトの⾓質、タコや⿂の⽬といった⾜トラブルの改善が期待できます。

Q. 子どもでもオーソティクスをつくれますか?

骨が完全に固まる前(目安として、女の子は12~13歳、男の子は15〜16歳まで)であれば、歪みを改善し、本来の正しい形へと変えていくことが十分に可能です。子供のうちからのアプローチは、将来の健康にとって非常に重要と言えます。

ただしオーソティクスに必要な計測に使用する計測機器は20kg以上、オーソティクスそのものは19cmからの対応となっています。

Q. オーソティクスと相性の良い靴は?

⾜の状態や、⽬的(競技特性など)により、ソールの固さや厚みの向き不向きが異なります。

例えば、⾜のアーチ構造が硬めの足の方で、⻑距離のマラソンをする、といった⽬的であれば、衝撃吸収が苦手な足のタイプでもあるのでクッション性の⾼い靴が有益です。

逆にアーチが崩れ柔らかい足の⼈がクッション性の⾼い靴を使⽤すると、カカトがぶれ、⾜本来の機能が働かなくなり歪みが助⻑されるリスクがあります。

フットカウンセリングにて、⽴位・歩⾏状態を確認した上で相談されることをおすすめします。

まとめ|足を整えることは、人生を整えること

忙しく、責任ある立場にいるからこそ、カラダは「消耗品」ではなく「資産」として扱いたいもの。

足はすべての動作の起点であり、カラダと人生を支える土台。足のアライメントが崩れたままでは、トレーニングの質も日常動作の効率も高まりません。

オーソティクスによって足の構造を正し、さらに、正しいカラダの使い方をトレーニングで再学習すること。この両輪が揃ってはじめて、パフォーマンスは最大化され、疲れにくく、迷いのない動きが日常になります。

足から整えるという選択は、これから先の10年、20年を 軽やかに歩み、人生の密度を高めるためにも、極めて合理的で、知的な投資と言えるのではないでしょうか?


【3月12・21日】FOOT COUNSELING | フットカウンセリングを開催します

フィートインデザインの協力のもと、トータル・ワークアウト渋谷店、六本木ヒルズ店にて、会員様限定のフットカウンセリングを実施します。

足圧四次元計測機器「4DFシステム」を使用し、立っている時だけでなく、歩行時の重心の動きまで可視化し、足の崩れ方を数値と点数で明確に評価。感覚に頼らない、根拠に基づいたフットカウンセリングを体験していただけます。

ご希望の方には、解析データをもとに補正値を算出して作り上げるオーダーメイド補正装具「オーソティクス(FEET in DESIGN)」 を作成することも可能です。

ご希望の方は担当トレーナーまでお声がけください。

[DATE]
2026.03.12 [THU] 10:00-18:00 
@渋谷店3F PF スペース
2026.03.21 [SAT] 10:00-18:00 
@六本木ヒルズ店 カウンセリングブース
<お一人様30 分>

[CAPACITY]
16 名
※トータル・ワークアウト会員様限定

[FEE]
無料
※オーソティクス(インソール)については、購入希望の方に販売いたします

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TW PLUS 編集部

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カラダづくりのプロフェッショナルチーム

カラダづくりのプロであるパーソナル・トレーナーと、フードケア・ボディケアの各スペシャリスト、編集者がチームを結成。経験に基づいたリアルな情報をお届けします。

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