言わずと知れた日本を代表するコピーライターで株式会社ほぼ日 代表取締役社長を務められる糸井重里さんはトータル・ワークアウトが日本初のパーソナル・トレーニングジムを東京三田にオープンした2001年当初からのトータル・ワークアウト会員としてカラダづくりに取り組まれています。
糸井さんの言葉を借りると、当時「ケビンにいつもくっついてる小さな女の子」だった池澤智が今やトータル・ワークアウトの代表として100人近くのパーソナル・トレーナーを束ねているという現状に興味を持たれた糸井さん。「人に会おう、話を聞こう」をテーマにアプリ・Webでインタビュー動画を配信する『ほぼ日の學校』の企画として、池澤智に会いに、話を聞きに、来てくださいました。
トレーニングウェア姿で合うことが常の二人が、珍しくスーツ姿で向かい合い、トータル・ワークアウトが日本でパーソナル・トレーニングを21年積み重ねた今だから語れる「チームの話」について言葉を交わしました。
糸井重里さんプロフィール:
1948年、群馬県生まれ。コピーライターとして一世を風靡し、作詞やエッセイ執筆、ゲーム制作などマルチな分野で活躍。主宰するWEBサイト「ほぼ日刊イトイ新聞」は、ほぼ、と言いつつ創刊から一日も休まず毎日更新され、今年創刊25周年を迎える人気コンテンツ。2021年にスタートした「ほぼ日の學校」は、ふだんの生活ではなかなか出会えないような各界の著名人に会える、話が聞ける場所。スマホアプリやWEBブラウザーで視聴することが出来ます。
ほぼ日の學校 >> school.1101.com
『ほぼ日の學校』はご存知の方も多いでしょうが、そうそうたる著名人のインタビュー映像が公開されており、2023年6月現在その数は200人以上にものぼります。
學校というネーミングでありながらも、教える場、伝える場という一方通行ではなく、糸井さんがおっしゃる所の「お楽しみの島」に遊びに行く感覚。それは、糸井さんご本人が学ぶ側として、対談を通じて知らないことを知るという行為を楽しんでいるからなのではないでしょうか?
対談の中では、100名近いパーソナル・トレーナー、3450種のトレーニングを有するトータル・ワークアウトが、どのようにパーソナル・トレーナーの質を保っているのか?マンツーマンと思われるパーソナル・トレーニングをパーソナル・トレーナー集団という「チーム」でみていくことで見える未来、などについて語っています。
- 全てお皿に乗せてお膳立てしてくれて、あとはお客が食べるだけ!のトレーニング
- トータル・ワークアウトの新人研修はスクワットより自己紹介の回数が多い
- 辛い思いをさせてお金をもらう仕事がパーソナル・トレーニング
- マニュアルは使うものであってはみ出してはいけない枠ではない
- 良い未来を予測させるエッセンス
などなど、気になるワードが飛び交います。
糸井さんならではの独特の語り口調とたとえ話はやはり秀逸。
インタビューを受けた池澤智も
「あ~私、糸井さんのことやっぱり大好きなんだなぁと改めて認識。『好きなこと』や『魅力的な人柄』にグイグイ引っ張られ、本当に楽しい対談で、しゃべりすぎました」と語るほど、お互いの探求心とわくわくが止まらない対談となりました。
トータル・ワークアウトで「2022年の奇跡」と呼ばれるほど、2022年は本気でトータル・ワークアウトでのトレーニングに取り組んでくださった糸井さん。年間100回以上のトレーニングを達成されたコツについては、ほぼ日の學校よりご覧ください。
ほぼ日の學校「パーソナル・トレーナーは、どう育っていくのか。」を観る>>
2022年の初頭には、関節の痛みや可動域の違和感をかんじられていた糸井さんでしたが、1カ月もたつとカラダの活性化を感じられ、憧れだったスーパー・トレッドミルでのダッシュも、今では颯爽とこなされています。
※スーパー・トレッドミル
速度や傾斜を調節することができるトレッドミルマシン(屋内でランニングやウォーキングを行うためのマシン)。日本国内のジムではトータル・ワークアウトにのみ設置されている。ダッシュという全身運動をすることで眠っている筋肉を「使える筋肉」に育てるなど、トータル・ワークアウトならではの神経系トレーニングに必要不可欠なマシン。
ある日のトレーニングでの話。
スーパー・トレッドミルでダッシュをする際、左の中殿筋を意識して動かすことで左右のブレが軽減される旨を担当トレーナーからアドバイスされた糸井さんは
「中殿筋ってどこ?中殿筋にシール貼って!」とおっしゃるので、左の中殿筋にテーピングのテープを貼らせていただきました。
「今後のトレーニングでも意識してみるよ!中殿筋!」
と、テープを貼ったままトレーニングを続ける糸井さん。
そんな発見やエピソードでトレーニングをより楽しいものにしてしまう糸井さんの姿に、我々パーソナル・トレーナーもまた「やっぱりカラダづくりが好き」「お客さまにとって必要な存在になるために進化し続けたい」というモチベーションを刺激されるのです。