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井上浩良氏・浩樹氏×池澤智「Urban Safari」対談からのエピソード~世代を超えて受け継がれる充実したライフスタイル

不具合のないカラダ、活力のあるカラダを手に入れると
マインドにも余裕がでて、周囲との関係性が良い方向にシフトしていく。
そんなリアルがトータル・ワークアウトに満ちています。

池澤智のUrban Safari対談連載に登場いただいた井上浩良氏・浩樹親子は、まさにその理想像。

カラダづくりを通じて育まれた、世代を超えた絆は、自分一人の健康だけにとどまらず、経営者として、家族として、周囲との関係にまで好循環を生み出しています。

85歳、多くの人が歩みを緩めることに疑問を抱かない年齢から、新たな発見や刺激で人生の充実度をさらに高めていく——。怪我をしたからこそカラダへの向き合い方を改め、ライフスタイルをアップグレードする。

「Urban Safari vol.52」に収まりきらなかったエピソードを、トータル・ワークアウトのWEBメディアでご紹介します。


高機能金属の専門商社、株式会社イノウエ 
代表取締役会長 井上浩良氏・代表取締役社長 井上浩樹氏
ともに慶応義塾大学アメフト部「ユニコーンズ」で活躍したアスリート親子。


井上親子の“それぞれの転機”

池澤智「浩樹さんは2005年からトータル・ワークアウトに通ってくだり、当時はアメフト選手としてカラダづくりに取り組まれていましたね。近年またしっかりと通うようになられたと思ったら、素敵なお父様も連れてきてくださって!」

井上浩樹氏(以下、浩樹氏)「現役時代に膝に大怪我をして、人工靭帯が入っているんです。放っておくと将来歩けなくなる可能性もあるので、長く歩けるカラダをつくりたいと考え、昨年の7月からパーソナル・トレーニングを再開しました。」

池澤智「まずはご自身がトレーニングを再開され、お父様を誘われたきっかけは?」

浩樹氏「トレーニングを始めて自分の体がどんどん変わっていくのを実感し、ケアしながら整えることの大切さを改めて感じていた年末頃、父がゴルフ中に膝を痛め、大好きなゴルフができずに珍しくふさぎ込んでいたんです。自分の経験上、父の痛みは他人事ではなく、すぐに『一緒にトレーニングしよう』と声をかけました。」

井上浩良氏(以下、浩良氏)「臓器はいたって健康で薬も飲んでいなかったのですが、運動不足になって、気持ちが沈んでしまったんですかね。あの時、息子が声をかけてくれなかったら、この一年でどこかにつまずいたり、転んだりしていたかもしれませんね。」

こうして、浩良氏にとっては怪我による喪失感、浩樹氏にとっては自身の経験と父への想いが、二人を新たな挑戦へと導きました。そして、そこで待っていたのは、かつてふたりが共にアメフト選手として取り組んでいた時代の「根性論」とはまるで異なる、新しいトレーニングアプローチでした。

ケアしながらカラダをつくる

浩良氏「私の現役時代は、練習中に水を飲んではいけないという“根性論”が当たり前でした。だから、トータル・ワークアウトでのトレーニングが、痛いところに寄り添いながらうまく整えてくれることに本当に驚きました。
1時間のうち前半45分はレッドコードでカラダを調整し、残り15分で必要な筋肉を的確に鍛えるウエイト・トレーニングを行っています。

スクワットやランジをやると息が切れるのですが、トレーナーさんに『筋肉が刺激されて幸せホルモンが出ていますよ!』と言われて、この言葉が僕には刺さるんです。男性ホルモンも活性化されますし、息が切れてもプラスになっているなんて素晴らしいことですよね」

池澤智「浩良さんが感じてくださっている効果は、まさに私たちが目指しているものです。運動の本質は、ただ体を追い込むことだけではありません。運動って何もこうガシガシやることだけじゃなくて血流を良くすることが1番の目的。血流が良くなることでカラダもココロも活性化し、前向きな気持ちが生まれる。その好循環をつくることが、私たちの役割だと考えています」

カラダとココロに寄り添うトレーニングは、二人の生活に新たな活気をもたらしたといいます。そしてトータル・ワークアウトは単に体を鍛える場であるだけでなく、人と人をつなぎ、世代を超えて交流が生まれるコミュニティの場にもなっています。

トレーニングが広げる「仲間の輪」

浩樹氏「父だけでなく、経営者の友達も誘ってトレーニング仲間を増やしています。経営者ってやっぱり孤独ですし、お酒を飲んだり会食が増えたりすると、どうしても不健康になりがちですから。一人だと続かないことも、『あいつがやってるから自分も』という仲間意識が、最高のモチベーションになりますね。いまの自分は膝のケアがメインですが、鍛えているとついつい熱くなって、やりすぎそうになるんですが(笑)そこはパーソナル・トレーナーがしっかり管理してくれるので安心して取り組めます」

浩良氏「息子やパーソナル・トレーナーとのコミュニケーションだけでも良い刺激ですが、ここに来ると息子の友人や、母校のアメフト部の後輩とも話します。若い世代からエネルギーをもらえるんです。ここのスタッフは皆さん礼儀正しくて気持ちがいい。年寄りは楽しくカラダを動かすのが一番ですね」

池澤智「ありがとうございます。最近は個室でトレーニングをするジムも増えていますが、トータル・ワークアウトは広い空間でみんなで鍛える良さがあると思います。会話やコミュニティがなくても、お互いのエネルギーで高め合えるものがある。まさに“Workout”という言葉そのものが体現された空間なんです」

健康が育む父と息子の新しい関係性

浩樹氏「父はトレーニング以外にも、囲碁にマージャン、クラシック鑑賞など多趣味。長生きして仕事を続けることも目標の1つにしてほしくて、週に1度は会社にも来てもらっていますが、ビジネスの場で『昔はこうだった』という話は一切しないんです。自分のやり方を押し付けるようなことはなくて、本当に尊敬しています」

池澤智「浩樹さんを信頼して全てを任せる。それってなかなか出来ることではないですよね」

浩良氏「役割分担がうまくいっているんだろうね。実務はほとんど息子にまかせて、社長を支えるのが今の私の仕事。あとは、親孝行の逆というのでしょうか?いつまでも自立して、なるべく面倒をかけない。そういう気持ちがエネルギーになります」

浩樹氏「そうやって頑張っている姿を見ると、こちらも刺激をもらうし、父が元気でいてくれることが何より嬉しいです」

健やかな肉体と精神が人生を豊かにする

浩良氏「カラダが変わると、気持ちも変わるものですね。この間、雑誌のSafariを見て、『このパンツが履きたい』と思って、買いに行きました」

浩樹氏「『代官山にジーンズ買いに行ってくる!』という父の言葉を聞いて、みんな驚いていました(笑)」

浩良氏「80歳を過ぎるといくら元気でも、何もしなかったらさびついてくる。カラダに油をさしながら動かさないと、90歳まで健康でいるのは難しいと80歳になって気づきました。

いろいろな人に会って刺激をもらい、週1で会社に行き頭を回転させる。それがよいバランスです。1日1日を大事にしていけば、90歳まで何とかなるんじゃないかな(笑)」

池澤智「お二人の姿は、健やかな肉体と精神がいかに人生を豊かにするかを体現されていて、我々にとっても希望そのものです。これからも、その素晴らしい挑戦を全力でサポートさせてください」

Urban Safari対談からのエピソードについては以下の記事もご覧ください。

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TW PLUS 編集部

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