たった3週間で人生が好転するような体験をしたことがありますか?
見ないようにしてきた不調と向き合え、諦めかけていたボディラインに変化が見られ、カラダに対する知識が増えることで自分がまるでリセットされるかのような体感を得られるのがトータルワークアウトの3週間「ボディメイクプログラム」。
他では決して味わうことができない唯一無二のプログラムは本物のメソッドがたっぷり詰まったものだからこそ高品質な技術や商品、サービスを求める人々に絶大に支持されています。
意識・カラダ・そして人生が変わる素晴らしい体験をレポートする第2回目。
今回は具体的なメニュー内容と体験した感想を、体験者福井健人氏の目線から。そしてボディメイク戦略については、予約がなかなか取れないほどの人気を誇るトータル・ワークアウト六本木ヒルズ店 店長である、パーソナル・トレーナー下山英明に語ってもらいました。
連載第1回を振り返りたい方、なぜ3週間なのか?を再確認したい方は、こちらの記事をご覧ください。
取材・執筆:金沢由紀子
エディター/ライター/(株)elena代表取締役。
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QOLを上げるボディメイクプログラムとは?
下山英明トレーナー「歩行時、右膝に痛みがあるという話を聞き、ボディケアをトレーニングの前後にしっかりと行う必要があると判断しました。
筋肉をほぐしてからトレーニングを行うことで、正しく筋肉が使えるという利点があります。そのため、我々パーソナル・トレーナーとボディケアを担当するアスレチックトレーナーが、しっかりと情報共有します。トレーニング後のケアは翌日以降に回復を促し、頑張ったトレーニングの効率を最大化しつつ、次回のトレーニングのモチベーションを高めます。
これは万人に大切なことではありますが、30代以降の男女、ある程度の年齢を重ねれば誰にでも起こり得る故障を避けるために必要不可欠なもの。
また、福井さんのトレーニングメニューは痛みのある右膝を鑑みて組み立てました。
福井さんのようにスポーツ経験があることはトレーニングに取り組む際にカラダの使い方を思い出しやすいという利点があるものの、古傷といった爆弾を抱えていることも多く注意が必要になってくるんです。そのため、安易にメニューを組み立てることは最も危険なこと。足のつま先が右に出やすいなど、歩き方によって膝が痛くなっているかもしれないなどといった観察を行い、3450種のトレーニングメニューの中から選び組み立てていきます。
これは長年、TWが積み上げてきた知識と経験があるから可能なことなので、我々の誇りでもあり、自信を持ってご提供できるメソッド。
目標は痛みを軽減させること、そしてスムーズにカラダを使えること、さらにボディメイクとカラダを見つめる意識の改善です。
ただ、最も心配なのは食事。会社経営しているという立場上、食の制限をすることはなかなか難しいものがあると思っています。会食で何を食べたら良いか?会食時以外の食事方法やアルコールの選び方などを的確にレクチャーしようと思っています。」
ある日のカスタマイズされたトレーニングメニューをご紹介します。
パワープレート
トレーニング前の全身ストレッチ。パワープレートで振動を与えることで筋肉を刺激し柔軟性を高める。
レッグプレス
最も大きな筋肉である大腿四頭筋を鍛えることで、効果的に代謝を上げるためのトレーニング。通常よりも膝をサポートしやすい手法で実施。
レッグエクステンション
同じ大腿四頭筋でも種目を変えることで刺激が入りやすくなる。膝の上部分も鍛えることによって、膝周りの強化も狙う。
ラットプルダウン
カラダの中で2番目に大きい広背筋群。代謝を上げていくことも狙いますが、経営者である福井氏は日ごろからみられる立場でもあるので、姿勢改善も意識しながら実施。
アイソローロー
同じく、広背筋群や脊柱起立筋を、違う種目で行うことで、筋肉に刺激を入れ成長を促す。
ベンチプレス
カラダの中で3つ目に大きい大胸筋群。
福井氏の場合、学生時代もしっかりウエイト・トレーニングされていたので、筋肉がしっかり覚えています。今後は学生時代の重さに戻していくことで、かなりカラダが締まっていきそうです。
ペクトラルフライ
上半身はトラブルがないので、しっかり追い込みながらトレーニングできる。こちらも、同じ大胸筋でも複数種目で刺激を入れることで、筋肉の成長を狙います。
パワープレートにて腹筋
振動により、通常の腹筋よりもかなりの筋肉の収縮を伴うため、見た目よりも相当ハード。これが出来るようになると体幹部分が強化され、膝のサポートにも役立つ。
福井氏「トレーニングメニューは学生時代から取り組んでいたものもあり、懐かしさとともにモチベーションも上がり、もっとカラダを作りたいという気持ちが湧き出てきました。同時に、どこの筋肉をどういった順で連動させるものなのか、というところまでこだわってやったことがなかったので、トレーニングの奥深さに驚きました。
始まった時には自分でもカラダが動いていなかったのがわかったのですが、2週間近く経った頃に改善されてきたのを体感。しっかりとトレーニングの様子を観察し、丁寧な指導をしてくれます。」
下山トレーナー「膝に痛みがあるため、トレーニングをしている時でも自然と痛みを逃した動きになっています。正しい動きができるようになると、膝に痛みはほとんど来ないということを理解してもらうことを目標に、癖を指摘するなど、回数よりも質。きちんと動けるようにレクチャーします。」
食はボディメイクの要。多忙なビジネスマンでも改善できる秘訣をレクチャー
福井氏「週3回×3週間のトレーニングに加え、3週間の食のプログラムにもチャレンジしました。ジムで提供されるメニューを食べます。驚いたのは1日5回、小分けに食べる事。
手軽に食べられる鶏むね肉やササミ、プロテインドリンクが用意されているので、朝食、昼食、夕食の間に、そういったプロテインフードを摂取します。
これをやってみて、今まで間食に甘いものを相当食べていたと認識。『これを食べたら太るだろう』という知識を持てることもフードプログラムの利点でした。
また、会食でのアルコールの飲み方や食事のメニューの選び方も学び、3週間後以降も応用できると実感。面白いことに、お酒を飲んだ翌日と、飲まなかった日の翌日の大きな違いを確実に理解できるようになりました。」
下山トレーナー「朝食を食べる時間がないなど、忙しいビジネスマン特有の食生活は改善が必要。プロテインだけでも飲むなど、血糖値を安定させる必要があります。さらに会食が続くなど、心配も多いので、糖質と脂質カットのサプリを摂取するなど、効率を良くするためにサプリメントを活用するとよいです。また、ゆで卵をひとつ丸ごと食べるよりも黄身なしでふたつ食べるほうが筋肉のために良いなどの知識も伝えています。そして、トレーニングを始めたことにより、気をつけようとする気持ちが強くなるので、会食時の食べ物にも変化が見られることはボディメイクに大切なことだと思います。」
福井氏「妻からは顔がスッキリしたと言われたほか、甘いものをあまり食べなくなったねと意識の変化も指摘されました。ベルトの穴は軽く2、3個変わったし、さらに、睡眠が深くなったこともトレーニングの嬉しい変化。最も変化した部分は膝の痛みが軽減したことでしょうか。今まで受けたことのあるトレーナーさんと絶対的に異なることは、不調を抱えていてもトレーニングができること、そしてトレーニングを通して、その不調が改善されること。自分の弱点を指摘してもらえ、補うように改善できることが何よりも信頼できるポイントだと思いました。」
連載最後の第3回では、濃厚な3週間を通じて体験者の福井健人氏が何を得たのか?語っていただきます。
HIDEAKI SHIMOYAMA/下山 英明
トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店 店長/パーソナル・トレーナー
学生時代は野球に打ち込んでいたが、ある格闘技番組で、選手に駆け寄り喜びを分かち合うケビン山崎を目にしパーソナル・トレーナー になることを決意。その夢をかなえ、今年でパーソナル・トレーナー歴19年。目標通りアスリートのトレーニングを多数担当し、海外自主トレに帯同する際はアスリート以上に自身を追い込み、アスリートの可能性をパフォー マンスとして引き出すことに邁進している。
トータル・ワークアウト六本木ヒルズ店>>https://totalworkout.jp/roppongi/