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TRAINING

神経系トレーニングで手に入れる最高のヒップアップ

最後にダッシュしたのはいつでしょう?

学生時代、という方も多いのではないでしょうか。

そんな「ダッシュ」によって、カラダを更に一歩先へアップグレードさせることができる、というワクワクするような可能性についてお伝えします。

ひたすら決まったメニューを黙々とこなし、軍隊的にカラダを鍛えるのではなく、理論や科学的知見にもとづいた最新のトレーニングを導入する、多角的なトレーニングでカラダにアプローチする、ことで効率よくカラダを変えるのがトータル・ワークアウトのやり方。

アスリートだけでなく、一般の方にも広く活用しているトータル・ワークアウトでは外すことのできない王道のトレーニングマシンが「スーパートレッドミル」です。

神経系向上のためのトレーニングをトータル・ワークアウトでは「スピード・トレーニング」と呼んでいますが、このスピード・トレーニングで力を発揮するのが、日本ではTOTAL Workoutだけが所有している高速・高傾斜トレッドミルを用いたスーパートレッドミルなのです。

スーパートレッドミルを活用するメリットや、ダッシュを習得することで得られるボディメイク、とくにお尻の筋肉に働きかけヒップアップを実現する効果についてご説明します。


志水 浩二/KOJI SHIMIZU

TOTAL Workout トレーニング開発課マネジャー/ 渋谷店 店長

パーソナル・トレーナー歴17年(2023年現在)
小学生時代より野球に親しむ。一時はプロを目指していたが、肩の故障により夢を断念する。
「スポーツに関わる仕事がしたい」という思いから、パーソナル・トレーナーを志す。将来的には一流のトレーナーとして第二のケビン山崎のような存在になることが目標。現在はアスリートなどのコーチングも多数務める。

トータル・ワークアウト渋谷店>>https://totalworkout.jp/shibuya/

super treadmill

スーパートレッドミルとは

ウェイト・トレーニングで筋肉のベースを作った先には、『出来た筋肉をうまく使えるようにする』トレーニングを行うことで、更にカラダを一歩先へアップグレードさせることができます。

かつて、2つ以上の筋肉を連鎖的に使うことで神経系を強化するトレーニングはパワーリフティングで行われていました。

そこから90年代に入り、神経系トレーニングを「走ること」つまりダッシュに置き換え、 坂道をダッシュするときのカラダの使い方を学びながら、神経系を発達させるトレーニングのためにスーパートレッドミルが開発されました。

スーパートレッドミルを使うメリット

スーパートレッドミルは100m走のスタートの区間、いわゆる「一次加速局面」のテクニックを自然と学ぶことが出来るよう設計されています。

難しく考える必要はありません。陸上の100m走を思い返してみてください。
スタートから一気に加速し、トップスピードに乗っていきます。いかに加速できるかが重要で、大殿筋の出力が大きく影響します。

つまり、100m走で必要な走り方のテクニックを磨くことは、大殿筋の筋力アップをすることにつながるのです。大殿筋の筋力アップ、要するにヒップアップの効果があるということなのです。

正しい走り方とテクニックを訓練することで、速く走れるようになる、高く飛ぶことができる、ゴルフの飛距離が伸びる等、様々な効果がありますが、自ずとヒップアップにつながるという、ボディメイクを行う上での大きなメリットがあるのです。

スーパートレッドミルの活用術

スーパートレッドミルは、ただ「ダッシュ」するためのトレーニングマシンではありません。各々の能力や目的にあわせた、活用テクニックをご紹介します。

●傾斜でのスプリント
●傾斜、速度、スプリントコードによるコントラスト
●バックペダルトレーニング
●視覚的効果による習得力向上

傾斜でのスプリント

平らな地面でのスプリントに比べ、傾斜でのスプリントは大殿筋を使った完璧なランニングフォームを自然に身に付けるために理想的です。

傾斜があるため、膝を高く上げ、足を真下に向けて着地させることが出来ます。

その結果、ストライド角が大きくなり、生み出すエネルギーが増え、力のベクトルが上向きではなく前向きに移動するため、効率が向上します。

傾斜から落ちないように走るためには、大殿筋を使って身体全体を持ち上げる必要があるため、傾斜を駆け上がることで大殿筋のパワーが向上します。

更に、ウエイト・トレーニングや、屋外でのスプリントは自分自身で動いているため、後半は減速していきますが、スーパートレッドミルは、高速回転するベルトコンベアと傾斜の上で、一定の大殿筋の出力を維持することを余儀なくされるため、筋肉の活性を最大化させることが出来るのです。

傾斜、速度、スプリントコードによるコントラストトレーニング

傾斜をより高いグレードに上げると、難易度が上がりますが、この状態で正しいフォームを習得すれば、平らな地面でフォームを作ることが容易になります。

その後、メニューを進めるにつれ、傾斜を小さくし、速度をアップさせます。その結果、スムーズな神経伝達が実現します。

また、スプリントコードと呼ばれるゴムチューブを使用し、抵抗を増やすことで、股関節屈筋と伸筋が活性化され、スプリントする筋肉組織の速度とパワーを高めながら、より大きな筋肉、全体的な筋肉の活性化を引き出すことができます。

バックペダルトレーニング

TOTAL Workoutがアジアで唯一となるパートナーシップを組むアメリカ・ユタ州に本拠地を置くトレーニング研究施設Athletic Republic(アスレチック・リパブリック)の研究によると、バックペダルトレーニングは、フォワード(前進)のスプリントトレーニングと比較して最大200%の筋肉活性化を誘発します。

フォワードとバックペダルを組み合わせてトレーニングすることで、最短で、最も効率良の良い筋力アップが可能となるのです。

視覚的効果による習得力向上

前方の鏡に加え、側方・後方の動作分析カメラにより、リアルタイムで自身のフォームを可視化するが出来ます。

フィールドでトレーニングを行うよりも圧倒的に早く、正しい身体の使い方を習得することが出来、大殿筋の強化に繋がります。

スピード・トレーニングで機能性と美しさの両方を手に入れる

多くのスポーツ選手に導入し、成果を上げてきたスピード・トレーニングですが、スポーツ選手が必要としているパフォーマンスの向上は、一般の人にとっても、より健康になりたい、日常生活が楽になりこれまでできなかったことを達成したい、美しいカラダを手に入れたい、などのニーズにも最短の結果を出すことができます。決して特別な人だけのものではないのです。

そしてカラダの機能面の向上だけでなく、ヒップアップを筆頭に、シェイプアップやカラダにメリハリを生むなど、ボディメイクにも非常に有効で、ビューティコンテストの出場者に対しても日常的に行われるトレーニングなのです。

スーパートレッドミルは、日本ではTOTAL Workoutだけが所有しているマシンです。

渋谷店、六本木ヒルズ店、福岡店の各店舗に2台ずつ設置し日常的にトレーニングに活用しています。

本気でカラダを変えたい方、効率的な結果を求める方はぜひ一度トータル・ワークアウトのスピード・トレーニングを体験してみてください。

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KOJI SHIMIZU

KOJI SHIMIZU

パーソナル・トレーナー歴 17年

トータル・ワークアウト渋谷店 店長であり、トレーニング開発課マネージャーも務める、パーソナル・トレーナー志水浩二。Trainer's Room編集部の中心となりトレーナー目線でトータル・ワークアウトのカラダづくりにまつわる事柄をお伝えします。

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