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TRAINER'S ROOM

最短で最大の結果を出す!吉田塾のこだわり【3週間プログラム特集】

短期間でボディーメイクを行うプログラムが流行っていますが、TOTAL Workout ではカラダをかえる最短の期間を3週間とし「3週間プログラム」を提供しています。

短期集中で追い込み、限界突破をしたい!
という時にはこのトレーナー!という1人を選出するとしたら・・・それは吉田雄彦トレーナー。

実際に吉田トレーナーのトレーニングを受けたことがない方でも、ご自身が通う店舗で見かけなくても、
「倒れるまでトレーニングを行い、追い込めば追い込むほどハイテンションになって英単語が飛び出すストイックなトレーナーがいるらしい。」
「吉田というトレーナーが鶏肉を業者のように購入しているらしい。」
「カラダを大きくする人は吉田塾に通うってどういうこと?」
などの噂を聞いたことがある人もいらっしゃるのではないでしょうか?

噂とは反面、やみくもに追い込むのではなく、カラダのコンディショニングを重要視し、丁寧にトレーニング技術を指導したり、お客様のライフスタイルに合わせたきめ細やかなパーソナル・トレーニングを行うという振り幅を持っている吉田トレーナー。

TOTAL Workout が2001 年に日本上陸して以来、ジムと共にキャリアを重ね、気づいたら創業当初を知る数少ない最古参スタッフとして今も尚、現役トレーナーとして活躍をしています。そんな吉田トレーナーのルーツとこだわりに迫ります。

吉田少年とトレーニングの出会い

時は遡り、中学3 年生時の吉田少年。シュワルツェネッガー主演のコナン・ザ・グレートを観て衝撃を受けました。勿論内容ではなく、上半身裸で剣を振るうシュワルツェネッガーの上腕二頭筋に対してです。

「何でこんなにやたらと剣が短く見えるのだろうか?」
気になったら即座に調べるのはこの頃から変わっていないようで、映画そっちのけでプロフィール欄を確認した所、身⾧188 ㎝。何てことだ・・・人間は鍛えればあんな風に腕が太くなれるのか。

スイッチが入った吉田少年は即座に行動。お年玉でまず鉄アレイ10 ㎏×2 個を購入します。(スポーツの部活動に入っていた訳ではありません。応援団部所属です。)そして、全く知識が無かったので、トレーニング方法を学ぶ為に、ウエイトトレーニングのバイブル本を同時に購入。何度も何度も読み返してトレーニングを行います。(とはいえ、腕ばかりを鍛えていたというのが吉田らしいこと。)

今の自分の土台を作ってくれた大切な本は、今でも大切に保管しているそうです。

トレーニングの正義とは?

TWに入社する前からトレーニングを始めた吉田は、1日2 回に分けてウエイト・トレーニングを行うダブルスプリットという手法をずっと実践。当時日本にはあまり筋トレの情報がなく、アメリカのボディビルダー関連の情報誌を読みこみ、学び、実践していたそうです。

量を沢山行うことが絶対の正義として、効果を感じていました。

ただ、TOTAL Workout に入社しこの概念が一変します。

これまで、時間をかけてトレーニングの量をこなして結果を出していた自分のやり方とは違い、プロのパーソナル・トレーナーに必要なのは、1時間という限られた時間でトレーニングを実施しお金をいただくためには、どれだけ効率的なトレーニングをその1 時間に詰め込めるのかが求められるということ。

なので、吉田は20 代でパーソナル・トレーナーになった当時は、お客様を「追い込む」ことを一番意識していた時代。お客様が翌日立てなるような位まで限界を引き出すことにこだわっていました。

トレーニングの量、負荷を追及して徹底的にカラダを追い込むという吉田のトレーニング概念は、ケビン山崎が開発した3週間プログラムに出会ったことで大きく衝撃を受けました。

3週間プログラムとの出会い

トータル・ワークアウトの3週間プログラムでお馴染みの方も多い、全身の筋肉を2 グループに分けて効率よく代謝アップさせるためのウエイト・トレーニングA、ウェイト・トレーニングBという手法はトータル・ワークアウトが日本にオープンした2001年当時にはまだとりいれられておらず、当時は現場のトレーナーが自分達で考えて創意工夫したトレーニングメニューを実施していました。

実はトータル・ワークアウト1号店である三田店の初のパーソナル・トレーニングは吉田トレーナーが受け持ったそうです(どこか誇らしげに語る吉田)。

しかし、当時は自分の経験値を元にトレーニングをしている上に指導実績も少なかったことから、なかなかお客様が付いてくれなかった。吉田が悩んでいるところに、師匠であるケビン山崎から、アメリカでアスリートの肉体改造に実践していた、ウエイト・トレーニングA&B の指導とアドバイスを受け大きく変化しました。

当時、自分だったら1 回のトレーニングで最低でも2 時間は必ず行っていたが、1 時間という時間の制約がある中でも効率よく効果的なトレーニングであるウエイト・トレーニングA&B の手法を大切にし、1 時間に「一球入魂」するようになったそうです。

20 代の10 年間はこの3週間プログラムのウエイト・トレーニングA&B の質を磨き、引き出しを増やして、お客様の身体を変えることに没頭しました。


3週間プログラムについては、以下の記事も参考にしてみてください。

3週間プログラムにまつわる印象的な出来事

体重7 ㎏減を達成し、即リバウンドしたお客様

20 年来ご一緒しているお客様の話。今でこそ引き締まった素晴らしい身体を保持されていますが、20 年前は今より最大 17 ㎏ほど体重が多く、仕事のストレスや多忙によりホルモンバランスも崩れていたようです。

トータル・ワークアウト三田店時代に通っていた同じ会社の方2 名の楽しそうな姿をみて、入会を決意されたその方は、3週間プログラムにて、代謝をアップするために効率的な大きな筋肉群(ウエイトA)と、それらを補助する筋肉群(ウエイトB)を中心に刺激するトレーニングに取り組みました。重量を挙げるのも上手な方で、着実に代謝も上がってきたプログラムの後半では、消費を目指したV.O.トレーニングも導入。

必要なタンパク質量を優先的に摂取し、糖質、脂質を極限までカットした厳しい食事制限では、糖質が切れてくるとエネルギー源が不足し、身体がフラフラしたり、集中力が低下したりという現象も起き、大好きなケーキや甘いものも我慢しなければならず、非常につらく感じたそうです。

ただ、そんな中でもみるみるうちに重いウェイトがあがるようになり、身体は引き締まり、苦しさよりも楽しさが上回っていくようになりました。

ただし、どうしても3 週間をやりきったことにより、燃え尽き症候群のような状態になり、我慢が爆発!好きなものを好きなだけ食べてしまい、即リバウンド・・・という結末に。

吉田は自分自身の「お客様を導く技量」に課題を感じ大いに反省をしたそうです。

逆転快進撃

ただ、人間の身体は3 週間トレーニングをしていれば徐々に身体は順応し、神経伝達も鍛えられ、2 ヵ月、3 ヶ月と徐々に筋肉も付き始めていきます。その時期に差し掛かったタイミングで体重が増加したので、ウエイト・トレーニングの重量が飛躍的にアップし結果的には筋力アップに成功しました。

「トレーニングとカラダの関係は面白いな」とお客様が仰られたそうです。

計画的に行った効率が良い進み方ではなかったものの、こういった経験がきっかけとなり、お客様の中にトレーニングやカラダづくり、食事管理というものに対してのポジティブさが生まれたと、吉田は感じたそうです。

モチベーションの源

ウェイト・トレーニングを継続していれば順調に筋肉が付き続ける、という訳ではないので、停滞期には神経伝達を向上させて、パフォーマンスを上げる為のスピード・トレーニングを導入しながらトレーニングを継続。

当時、吉田の知識は今と比べると少なく、経験値も少なかったため万人に対して同じように圧力をかけ、ひたすらに追い込むスタイルを貫いていた。ともすれば、このお客様もそんな吉田のやり方に挫折し、離れていったかもしれない。

ところが、一緒に通っていた同僚が、自分よりも上手に飛んだり跳ねたりするのを見て、この違いは何だろうか?と気になったり、フロアでよく見かける女性が自分よりも重たい重量のベンチプレスを上げている様子を見て

「自分ももっと重たい重量を上げて1番になりたい!」「もっと上手く飛んだり跳ねたりしたい!」との目標を掲げられ、吉田自身もとても驚いたそうです。

適切にトレーニングを行うことでカラダの変化はもちろん、精神的にもポジティブになり、切磋琢磨できるお客様が同じフロアにいるという雰囲気も3週間プログラム で頑張る要因、また、3週間のみならず長期的にカラダづくりに取り組むモチベーションになっているのだと感じた瞬間です。

こういったお客様の変化やモチベーションを感じると、トレーナーもすごく刺激を受けるものです。

どうしたら納得してもらえるか

あるお客様から、「ぼくらは、カラダが変わってなくても、納得していればお金を払うんだよ」と言われ、吉田は衝撃を受けたそうです。

それまでは、1 時間で満足してもらうために何をどのように詰め込めるのかという理想を貫き、とにかく追い込むスタイルだった吉田。

しかし、トレーニングや食事は継続が一番難しいもの。特に食事管理は、飽きと、顎の疲労との闘いに、いかに打ち勝って継続するかが勝負。

1 時間お客様にハードワークをしていただき、肉体的に追い込んだ場合その1 時間に対する達成感はあり、納得するかもしれないが、⾧く続けるため、進化し続けるためには、自身の課題と状況、精神面の推移や進化と停滞のプロセスなどを理解し納得して貰うことで、更に成⾧があるのだと考えさせられるきっかとなった言葉だそうです。

そこからは「どうしたら納得してもらえるか」ということを常に考え、10 年程かけて「納得していただく」ことの本質を理解したとのこと。短期的な目標のみならず、長期的なビジョンを持ち、お客様にとってベストなトレーニングを常に模索し、実践し続けることを大切にしている吉田です。

気力迫力だけじゃない。経験値とノウハウが魅力

話は少しそれますが、TOTAL Workout のバックヤードで見られる2 大あるある。

トータル・ワークアウト渋谷店では吉田トレーナーが365 日、鶏肉を大きなタッパーに入れて食べています。六本木ヒルズ店では、小野トレーナーが一面真っ白なお弁当(白い卵白で作られたお弁当)を食べている。

後輩スタッフは「ここまで徹底しないと、こうなれないんだな・・・」と入社後最初の挫折を味わうのです。

20 年以上、お客様に対してだけでなく、自分自身に最もストイックに向き合いトレーニングと食事管理を継続する吉田。カラダづくりの期間中には、停滞期、飽き、食事の不安など様々な問題や迷いが生じます。その時には、吉田のような経験値とノウハウがきっとお客様の悩みを解決しているのだな、と思います。

人にも自身にも厳しく、ただ、どこかしら良い隙がありユーモアたっぷりな彼の元には自己鍛錬を行うメンバーが自然と集まり、一部(ごくごく一部?)から吉田塾と呼ばれ、自己向上に励んでいます。

吉田塾にチャレンジしてみたくなりませんか?


トレーニング効率にまつわる記事は以下もご参照ください

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吉田 雄彦 /TAKEHIKO YOSHIDA

TOTAL Workout 渋谷店 チームリーダー

パーソナル・トレーナー歴22年(2023年現在)
トータル・ワークアウト日本1号店の創設メンバーとして20年以上、のべ40,000セッション以上のトレーニングに携わる。短期集中で追い込みたい!限界を突破したい!というクライアントから「吉田塾」と慕われる一方で、サプリメントの造詣が深く、カラダを内側から整えるきめ細やかな指導に定評あり。

トータル・ワークアウト渋谷店>>https://totalworkout.jp/shibuya/

トータル・ワークアウトのパーソナル・トレーナー吉田 雄彦
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KOJI SHIMIZU

KOJI SHIMIZU

パーソナル・トレーナー歴 17年

トータル・ワークアウト渋谷店 店長であり、トレーニング開発課マネージャーも務める、パーソナル・トレーナー志水浩二。Trainer's Room編集部の中心となりトレーナー目線でトータル・ワークアウトのカラダづくりにまつわる事柄をお伝えします。

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