自分のカラダに興味をもち、健康になることや美しいカラダになることに前向きになり、自ら手に入れようとする。そんな「ウェルネスに対する積極的なマインド」を刺激し、サポートするコンテンツ。それがトータル・ワークアウトの「ACTIVE WELLNESS(アクティブ・ウェルネス)」です。
トータル・ワークアウト会員様向け特別エディションで開催する「究極のリトリート」は、そんなACTIVE WELLNESSの集大成。
新しいものや効率化が求められる現代社会の中で
あえて同じ場所で、変わらぬプログラムを実施する。
そうすることによって自身の現状や、前回との変化をより敏感に感じる「気づき」につながる、というのが究極のリトリートをプロデュースするトータル・ワークアウト代表 池澤智の考え。そこで、3年目となるこの2024年も、訪れるごとに一期一会の魅力をみせてくれる淡路島の禅坊 靖寧にて究極のリトリートを開催し、多くの会員様にご参加いただきました。
そんな「同じ場所、変わらぬプログラム」に、今回満を持して追加したコンテンツがあります。2024年で3年目を迎える究極のリトリートは、新たなコンテンツである「循環型農業」の体験と学びで幕を開けました。
循環型農業とは
循環型農業は化学肥料や農薬に頼らず、飲食店や一般家庭から出る生ごみや、畜産・工業から出る廃棄物を肥料として活用することで、資源を、社会を循環させるサイクルを生み出しながら運用する農業の形態です。
化学肥料は製造過程で多大な二酸化炭素を排出したり、原料の高騰で海外からの輸入に影響が出るなど、持続可能な社会を目指すうえでの懸念点があります。
では化学肥料を使わなければそれでいいのかと言えば、有機栽培だけを切り取ると、天候に左右されて作物の栄養価が不十分になる、より広大な土地が必要になるため森林破壊を助長する可能性がある、といった生産性や合理性といった面での矛盾が軽視できず、相対的に販売価格が高くなってしまうと言う懸念点も。
対して循環型農業は、地産地消のオリジナル堆肥を循環させることで、微生物や有機物が豊富で良質な土づくりをするという、長い目で生産性や合理性を見据えたストーリー性のある農業なのです。
持続可能な農業とライフスタイルの親和性
良い土壌で、栄養価が高く、安心安全な野菜や果物を育てる。
そのような収穫物が我々のカラダをつくる、子どもたちのカラダをつくる。
健康でアクティブなカラダをつかって何かを生み出し、社会が巡っていく。
畑をタッチポイントにライフスタイルが循環してより豊かになる様は、リトリートという非日常を介して、日常生活をより心地よく、より生産性高くアップグレードしていく流れとの親和性を感じられるのではないか?というのが今回の趣旨の一つ。
日常生活では渋谷区、港区といった「土」とは距離を置いた生活をしている会員様が多いことと思いますが、今回は長靴をはいて、エアコンのない環境で土と触れ合うというアクティビティを体験していただきました。
自然のエネルギーを感じ五感が刺激されると共に、腸内細菌がよろこぶ自然の微生物を手からカラダに摂り入れる。そんな貴重な体験になったことと思います。
DAY1のプログラム内容
◆農家レストラン『陽・燦々(はるさんさん)』ランチ+アクティビティ
目の前に実るトマトや茄子、ピーマンを自らの手で収穫しては味見をするという、大人の遠足さながらの農業体験を。学んだばかりの循環型農業に想いを馳せながら農家レストランで滋味あふれる料理を堪能した後、アーモンドの木を植樹。来年にはどのくらい成長しているかが楽しみです。
◆ZEN茶道
客人をもてなす心を大切にする茶道の考えを、これから自分に向き合うとする自身をもてなしねぎらう気持ちに応用し、自分のための一服を丁寧に点てます。お茶を点てる「今ここ」に意識をかたむける時間に、茶道の起源である禅を感じられたのではないでしょうか?
◆Body re-Tuning®
トータル・ワークアウトで何度も Body re-Tuning®を体験している人でも、非日常の場で改めて取り組むと新鮮な発見があるという声をいただきます。前川洋子トレーナーによる骨盤エクササイズでは、自身のカラダの奥をしっかり感じ取ろうと一生懸命に取り組む皆さんの様子が印象的でした。
リラックスだけにとどまらない、少々ハードでダイナミックな動きにチャレンジするのが、健康に前のめりなくらいがカッコイイ!という価値観のトータル・ワークアウトスタイル。
◆ZEN料理
禅坊料理は単に精進料理なだけでなく、腸を休ませる、腸に良いものをとりいれる、という腸のケアを考慮した構成。1食になんと約30億個の微生物が含まれているということに驚かされます。農業体験を通じて、ZEN料理の食材の成り立ちを知ったからこそカラダに染み入る感覚もひとしお。
腸ケアを念頭においた料理の特徴は以下の通り。
‐動物性食品不使用
‐カラダで分解しづらい小麦・油・砂糖不使用
‐消化されやすいよう分子構造が細かい
‐天然醸造の調味料のみ使用
‐カラダが必要とする栄養素が含まれる旬の食材を意識的に使用
◆ZEN快眠プログラム
心地良い入眠を促す瞑想(メディテーション)プログラム。日々のカラダとココロの緊張をほぐします。参加された会員様からは「脳がゆるんだ感じがした」とのお声をいただきました。
◆チェンミン氏の二胡演奏
究極のリトリートへの参加は今回で2回目となる世界的二胡奏者チェン ミンさんに二胡を演奏していただくという贅沢な時間。夜風とともに運ばれる二胡の音色を五感で感じ、参加者の中には涙を流すかたも。
二胡演奏 チェン ミン氏
アルバム「I wish – 我願 – 」(2001)で一躍脚光を浴び、二胡ブームの火付け役となる。2003 年に『第17 回日本ゴールドディスク大賞』特別賞を受賞。代表的な作品に、NHK『スポーツ大陸』、大河ドラマ『風林火山』『江 – 姫たちの戦国 -』『いだてん – 東京オリムピック噺』、B’z 松本孝弘との共演『氷艶~月光かりの如く~』等のテーマ曲、劇中曲など多数。これまでにCD アルバム、コンサートDVD 等15 作品をリリース。
DAY2のプログラム内容
◆朝のおつとめ
鐘の音で目覚めた後は、朝のおつとめとして雑巾がけなどのお掃除を。全長100mのウッドデッキを一気に雑巾がけするその一時は、自然と「無」になっていたことと思います。
◆朝YOGA
DAY1でデトックスされたカラダとココロにはチャージする余裕がうまれた状態。そこに朝の空気も取り込みながらヨガをすることで、自分のカラダとココロの状態を俯瞰し気づくことがあったのでは?
◆ZEN朝食
禅坊料理でお粥の魅力にすっかりはまったという池澤智。朝食のお粥は葛のとろみが優しくカラダに染みわたる心地よさがあると言う。
◆Wellness Education / Tea Meditation
自分にとって必要なものはなにかを明確にし、逆に手放してもよいものは潔く手放す。これがカラダとココロのバランスをとって心地よい自分でいるために重要な事。そのために必要な知識について、池澤智が講義しました。
そして、日本最高峰のお茶の産地・京都府和束町から日本茶インストラクターの松本綾さんをお迎えし、カラダのウェルネスにつながるお茶の栄養素と、禅と深い関係性のある日本茶の精神的ウェルネスの双方向から日本茶を学びました。リトリートの日常でも日本茶の楽しみ方に変化が訪れそうです。
わたしたちが目指したいACTIVE WELLNESSとは?
Wellnessという言葉は非常に広い意味を持つため一言で語ることが難しいのですが、少々乱暴に言えば「自分らしく、心地よくすごせる状態」ではないでしょうか?
しかしながら
「自分らしいって具体的にどういうこと?」
「いま自分は本当に心地よい状態なのかしら?」
意外と自分の事はわからないものです。
カラダづくりをしていても、会員様本人よりもパーソナル・トレーナーの方がその方の事を良くわかっていると驚かれることが多々あります。
あまりにも身近な自分のカラダとココロ。間違った状態が「あたりまえ」になってしまいがちです。パーソナル・トレーナーとして客観視することで見えてくるものがあるのも事実ですが、やはりご本人でなければ気づけないことがあるので、自分のカラダとココロの状態を「ちゃんと知りたい!」という積極性をもつことからウェルネスのスイッチを入れていただきたいと思っています。
これが、トータルワークアウトがWELLNESSの前に「ACTIVE」という単語をプラスしている理由です。
一般的に「良い」と言われているものや、今流行っている考え方やサービスが自分にとって必要なものとは限らないですし、人生を彩るスパイスである幸せや喜び、面白い!わくわくする!といった感情、困難なことにもチャレンジする積極性とスリル・・・そういったものはただ待っているだけではなかなか手に入らないもの。対して「キャッチしよう!」とアンテナを張っている人の元にはどんどん入ってくる。逆に、手放したい不安や怒りはスキル持ち合わせていれば手放すことができます。
自分が手に入れたいものを取りにいくためには、自分を知ることが必要。
実際に欲しいものを取りに行く行動力と積極的なマインドにはベースとなるカラダが元気であるべき。だから、パーソナル・トレーニングで筋肉がある代謝の高いカラダをつくり、アクティブ・ウェルネスのコンテンツでライフスタイルをより良いサイクルで高める、という循環をつくっていただければ幸いです。
ウェルネスとは?リトリートとは?を今一度確認したい、という方は以下の記事をご覧ください。
ACTIVE WELLNESSのムーブメント
健康でアクティブなカラダをつかって何かを生み出し、社会が巡っていく。しなやかでアクティブなマインドが周囲に連鎖する。
そんなムーブメントが生まれる場所でありたい、というトータル・ワークアウトの思いは、説明するまでもなくすでに多くの会員様によって具現化されています。それは、1泊2日の究極のリトリートを過ごされた会員様の、ここでしか見ることが出来ない素敵な表情が物語っていました。
トータル・ワークアウトがつねにアクティブに進化しつづけられる理由の1つは、
自分のカラダに興味をもち、健康になることや美しいカラダになることに前向きな会員様からの刺激。そんなアクティブ・ウェルネスの好循環をこれからもどんどん生み出していきたいです。
リトリートならびに池澤智に関する記事は以下よりご覧ください。
前川洋子トレーナーに関する記事を以下の通りご紹介します。
まずは積極的なマインドを生み出すアクティブなカラダをつくりたい!という方はプロフェッショナルによるカウンセリングで、自分の「今」と「めざすべき未来」を知り、”理想のカラダ”への第一歩を踏み出しませんか?
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