年末年始の大掃除や、断捨離をすると 自分にとって本当に大切なものがみえてくる
という経験はありませんか?
整理整頓は単に「物を捨てる」行為ではなく、自分が快適に過ごす空間にはなにが必要で、なにが不必要かを見つめ直すという意義があります。
断捨離で言うところの「快適な空間」を、「快適にすごせるカラダ」に置き換えても同じことがいえます。健康に関するあまたある情報の中から本当に自分に必要な運動・食事・ケアその他アイテムをチョイスする知識と審美眼こそが、明日からのカラダをつくるのです。
日々快適に過ごせる「アクティブなカラダ」を提供すること20年以上。代謝をつかさどる「筋肉をつける(保つ)」ことに加え「高タンパク質・低脂肪・低糖質」の食事でカラダを効率的に変えることを提唱し続けてきたトータル・ワークアウト代表 池澤智は、2020年初頭から自社の食事管理に本格的に「腸内細菌ケア」を取り入れ、トータル・ワークアウトでトレーニングするメンバー方々の頑張りを最大限の成果に結びつけることに注力してきました。
そんな池澤智と、トータル・ワークアウトのパーソナル・トレーナー集団の知見と体験を踏襲した腸内環境を効率的に整える4日間のフード・プログラム「TOTAL CLEANSE PROGRAM」が12月16日に満を持してリリースされました。
TOTAL CLEANSE PROGRAM(トータル・クレンズ・プログラム)は、
腸を休ませてリセットすることで「余計なものを排出し、必要なものを吸収しやすくなる」
それによってトレーニング効率アップやQOL向上に最適なカラダの環境をつくる
アクティブなライフスタイルの人にこそおすすめの、4日間のフード・プログラムです。
ウェルネスに積極的な人はファスティングよりクレンズ
トータル・ワークアウト代表の池澤智と共に「TOTAL CLEANS PROGRAM」開発の先頭に立ったのはトータル・ワークアウト六本木ヒルズ店の副店長であり、サプリメントや栄養素に対する造詣の深い前川洋子トレーナー。
池澤智と二人で2泊3日のファスティングに挑戦した経験が、今回の「TOTAL CLEANS PROGRAM」に生きていると言います。
前川トレーナー「行く前からビクビクしていた人生初のファスティング。メディカルチーム主催のファスティングとあって、細かな検査・計測から自分の状態を知る貴重なきっかけになり学んだこともかなり多かったです。だた、自分にとってはやや刺激的すぎた感じも否めませんでした」
ファスティングは断食とも訳される通り、かなりストイックに栄養素の消化吸収をストップするものが多く、日常的に飽食状態で運動は皆無といったライフスタイルの人にとっては良い刺激になることが想像されますが、日頃から食生活に気を配っている人にとっては引き算に偏りすぎる可能性を感じたそうです。
前川トレーナー「運動習慣がなく食事にも無頓着という方にとっては断食的なファスティングが行動変容のきっかけになるかもしれません。ただ、私のクライアントを思い浮かべると…すでに健康なカラダや美しいカラダへの意識も知識も高く、食の質に対しても敏感な方が多いので、急激に栄養を遮断するよりも、消化への負担をセーブしつつも必要な栄養素はしっかり摂りながら腸をケアするスタイルが合っているな、と思いました。そこで構築したのがジュースクレンズならぬ、プロテインを主体としたクレンズです。」
コンセプトは「筋肉を落とさない」
ウエイト・トレーニングで代謝の高いカラダをつくることや、プロテインを積極的に摂ることを「1番大切な事」とするトータル・ワークアウトにとって、筋肉量が減ることはリスク。特に、カラダづくりへの情熱に関しては並々ならぬ意識の高さを誇るパーソナル・トレーナー陣にとっては脅威!
「TOTAL CLEANS PROGRAM」開発のためにモニターに選出されたトレーナー陣は実は戦々恐々でした。しかし、会員の皆さまはご存知のプログラムである「TOTAL 菌’s CARE」にて、既に筋肉を落さずに腸をケアするためのプロテイン量は把握できていたため、その実績をもとに「筋肉を落さない」というコンセプトをキープしたまま以下のアップデートを踏襲。
モニターとして4日間腸ケアに励んだトレーナー達も筋肉を落すことなく、各々の効果と気づきを得ることに成功。「筋肉を落とさずに腸内環境をケアする」最適のバランスを見出しました。
「TOTAL 菌’s CARE」から「TOTAL CLEANS PROGRAM」にアップグレードした4つのポイント
- より固形物を減らして消化への負担を軽減する
- 必要なタンパク質量を数種のプロテインドリンクとダイズライスでブースト
- カラダ(腸)の中の「不要なモノ」をしっかりエネルギーとして使い排出する設計
- クレンズ後にカラダに摂り入れる「必要なモノ」を吸収しやすいベースを準備する
腸内環境とトレーニングの相乗効果
ここで腸内環境について少しおさらいを。
腸内環境と聞くと、便秘やそれに伴う肌荒れなどを連想する方も多いかと思いますが、腸の状態はカラダだけでなくココロにも関与するほど、カラダの中核を担っています。
生命誕生の歴史を紐解くと腸は脳よりも先に誕生した臓器。腸は脳に命令すら出しているのです。
腸に関連すると考えられるカラダとココロの状態の一部を以下に列挙します。
- トレーニング効率
- 栄養素の吸収率
- 便通
- カラダの軽快さ
- 睡眠の質
- 肌や髪の状態
- 関節痛
- 集中力
- オートファジー
「筋力アップやシェイプアップに取り組んでいるけど変化が停滞している・・・」「疲れが取れなくて心地よい日々が過ごせていない」「目覚めのすっきり感がなく、集中力や判断力に自信がない」
そんな人は腸をケアすることで、改善がみられるかもしれません。
腸ケアで期待できる効果・メリットについては以下の記事で詳しく説明しています。
4日間のスケジュール
TOTAL CLEANS PROGRAMは「準備期」「整え期」「回復期」の3つのメソッドで構成されています。
DAY1 準備期
DAY1 準備期、整え期に向けて食事量を減らす準備期間。
デリ個食とスープ、WHEY FLEX PROTEIN PREMIUMに加えてダイズライスを摂っておくことで、その後の日々のエネルギー切れや筋量ダウンを防止。
DAY2-3 整え期
固形物は摂らず胃腸を休める2日間。
通常消化にまわるエネルギーを排出に傾け、カラダの中の不必要なものをより排出しやすくします。
2種のプロテイン(ホエイ・ピー)に加えプレバイオファイバー(水溶性食物繊維)×甘酒で様々なアミノ酸をバランスよくチャージ。味の変化で飽きも回避。
6種のサプリメントを組み合わせることで気力体力の枯渇を防ぎながら、眠りと目覚めのサイクルをサポートします。
DAY4 回復期
指定された発酵食品を摂り、穏やかに消化能力を戻します
味噌汁やお豆腐に加え、白米(おかゆ)の摂取で穏やかに生活を戻します。久しぶりの固形物は「よく噛んで食べる」が鉄則。味覚が敏感になっていることに気づかれる方が多いです。
カラダとココロの変化
社内モニターとしてパーソナル・トレーナーならびにデスクワークの20~40代男女が本プログラムを4日間実施した結果は以下の通り。
便の状態 88%が改善
ほぼすべての人が便通の改善を体感。決め手は積極的な水分摂取とストレッチにより巡りを良くすること。
自分のカラダの吸収にみあったこまめな水分摂取が上手くいかなかった人や、体質的にホエイがやや苦手な人にかんしてはすっきりとした便通を得ることが出来ませんでした。
体重/体脂肪率 77%が減少
体重や体脂肪の数値的な減少だけでなく
- 浮腫みがとれて顔や足(靴を履いた感覚)がすっきりした
- カラダの軽さを実感
- 下腹部がフラットになった
といった報告が見受けられました。
集中力 67%が向上
2日目に若干の集中力の低下や倦怠感を感じた人がいましたが、ミトコンドリアに働きかけるサプリメント「Mito ATP」を朝に摂取することが大きな助けになったようです。
また、提供されたストレッチ動画を活用して巡りを良くすることで不具合が解消されました。
目覚め 60%が良い目覚めを体感
60%以上が目覚めの良さを体感し、最も変化があった人でプログラム実施前後で、睡眠の質「1」から「9」に好転。変化を感じなかった人でも、マイナスに傾いた人は一人もいませんでした。
食べるものを自分で考える、準備すると言った時間と、単純に食事にかかる時間が短縮されたことで生活リズムが整ったり、睡眠時間を増やすことが出来たというのも、目覚めの良さにつながった要因になっているようです。
よくある質問
モニターからもあがった疑問質問に対する対処法を紹介します。
Q:メニュー以外の食事は絶対にNG?
基本的にはNGですが、水分は積極的に摂取してください。1日2000ml以上を、こまめに摂取することを推奨します。糖質やカフェインの入っていない飲み物で水分を摂ってください。(炭酸水・カフェインレスのお茶やコーヒーも可)
メニューの指示に従って、お味噌汁でミネラルと塩味を追加してください。
どうしても辛い場合は、別途塩ひとつまみを補給しても結構です。
Q:プロテインの量について
多くて飲み切れない→一気に飲まず、時間をかけて摂取しましょう。どうしても満腹であれば残してください。
体重・活動量が多い方→体重70kg以上の方、活動量が多い方は2・3日目のMENU2にWHEY FLEX PROTEIN チョコレート1包を追加可能。詳しくは担当トレーナーにご相談ください。
乳アレルギーがある→すべてPEAプロテインに変更可能です。
Q:いつも通りのウエイト・トレーニングをしても問題ない?
パーソナル・トレーナーの中には、いつも通りのパフォーマンスでトレーニングが出来た者もいますが、ハードなウエイト・トレーニングは避け、プレトレーニングや、カラダの巡りを良くするトレーニングをお勧めします。
ウエイト・トレーニングをやりたい!という方は、フリートレーニングは避け、パーソナル・トレーニングにて実施してください。
食事とともに提供するストレッチ動画を観て、朝夕の太陽礼拝や、日中の血流促進ストレッチは積極的に行っていただきたいです。
その他のQ&Aはこちらからご確認ください>>TOTAL CLEANS PROGRAM実施中のQ&Aについて
食のリテラシーが明日からのカラダをつくる
情報量も栄養もインプットが多い現代社会。取り込むばかりで排出することを怠ると、カラダにもココロにも負担がかかってしまいます。
インプットに関しても、ある人にとって良い情報や良い栄養が、自分にとって最適とは限りません。
ウェルネスに関する情報があまたある今、自分のカラダに興味を持って、自分のカラダの状態に気づくことが出来るスキルは、本当に自分に必要なモノ・コトを取捨択一して心地よい日々を過ごすための大きな財産になります。
モニターの中にも、TOTAL CLEANS PROGRAMを通じて腸を整え、カラダとココロへの物理的なメリットを得ただけでなく食に関する価値観や、食のリテラシーへの変化を感じた人が多くいました。
食のリテラシーにまつわる変化
- いつもカラダの声に耳を傾けずに食べ過ぎていた
- 4日間を通じて味覚がとぎすまされたら、本当に好きな味付けがわかった
- 空腹のせいもあるのか?いつも以上に食事が美味しく感じた
- 質を優先して食べるものをチョイスできるようになった
- 食事時間を主軸にすることで生活リズムが整った
TOTAL CLEANS PROGRAMに限ったことではなく、トータル・ワークアウトの食事プログラムひいてはパーソナル・トレーニング全般で大切にしている事、それは会員様が自ら自身を整える、軌道修正するセルフコントロール力を身に着けていただくこと。いわばトレーニングも食事管理プログラムも体験型の教科書、立体的な教科書といった位置づけなのです。
だから、いかなるコンテンツにおいても、百聞は一見に如かずの体験を通じて、それぞれのライフスタイルに活きる気づきや学びを感じていただくヒントを投げかけ続けていきたいと思います。
「知っていて選ばないのと、知らずに選べないのには大きな違いがある」
とトータル・ワークアウト代表 池澤智は言います。
TOTAL CLEANS PROGRAMという切り札を知っているのと知らないでは、カラダづくりや生活の質の進化度合いが変わってくる!?そんな魅力的なプログラムが誕生しました。本プログラムについてもっと知りたい!年明けから実施したい!という方は、担当のパーソナル・トレーナーにお声がけください。
※TOTAL CLEANSE PROGRAMは、トータル・ワークアウトのメンバーでなくても公式WEBSTOREより購入可能です。
腸のケアや、腸と脳の関係性、プロテインの重要性については以下の記事も参考にしてみてください。
池澤智、前川洋子が手掛けたトレーニングについては、以下の記事をご覧ください。